国指定の重要文化財『中家住宅』を見学してきました。
奈良県生駒郡安堵町窪田にある国指定の重要文化財『中家住宅』を見学してきました。
築後約400年を経た木造の大和棟の建物が安堵町の田園地帯に残っているのは驚きです。
斑鳩の法隆寺から南東の方向の大和川北岸に残る、大和で典型的な環濠屋敷で、二重の濠に囲まれ、外濠の内側は
竹薮となり,内濠が鉤の手に屋敷をとりまき、南側の外濠は消滅したが中世土豪の平城式(ひらじろしき)居館の
姿をよく伝えています。
中氏はもと足立氏と称し、現在の三重県鈴鹿市の土豪と伝えられ足利尊氏に従って大和に入り、窪田の姓を名乗って
現在地に居館を定めたのです。のち明徳二年(1391年)中氏と改め、岡崎、窪田、笠目の土地を拝領し
筒井一族の武士として活躍し興福寺一条院領 窪田庄 名主職にあり多くの良田を有したのです。
筒井氏の伊賀国替えに同行せず窪田に残りその後 万治二年(1659年)武士から大地主になり帰農して
現在に至っています。
中家住宅は環濠に面した表門と主屋 新座敷のほか米蔵 新蔵 乾蔵 米蔵 及び牛小屋、持仏堂 持仏堂庫裏
宅地 竹薮及び溜池が国指定重要文化財になっていて武家造りと農家造りを兼ねた建物で、
主家は万治二年(1659年)頃と推定され又新座敷は勅旨の間と呼ばれて茶室を備え安永二年(1773年)の
棟札がありともに国指定の重要文化財です。
敷地は約3500坪あり、表門から主家の玄関に入ると、大きな土間があり、大きな柱と梁が張り巡らせてあります。
土間の奥には大きなかまどがあり焚口が11箇所もあり、いかに多くの人の出入りがあったのかが伺え、座敷には
400年と200年前の梅干が展示され、400年前の梅干は食べた人がいないそうですが、200年前の物は
家族の人やテレビ局のリポーターが食べたことがあったそうです。
座敷の奥には来客用の厠と蒸し風呂があり、蒸し風呂の床に熱さよけに敷いた布が『風呂敷』の語源だそうです。
今日は非常に暑かったのですが、建物の中は土間と土壁のおかげでそんなに暑くなく
21代目の当主の奥様やボランティアの方々が丁寧に解説していただきありがたかったです。
今度は、秋口にもっとゆっくり散策してみたいと思っています。
玄関土間の大きな松梁
明治になり不敬なので葉を取り付けたそうです。)
菊の紋と葉っぱのバランスが少しおかしいです。
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重要文化財中家住宅(じゅうようぶんかざいなかけじゅうたく)
通称:中家住宅(なかけじゅうたく)| 問い合わせ先 | Tel 0743-57-2284 |
|---|---|
| 住所 | 奈良県生駒郡安堵町窪田133 |
| マップコード | 11047 274 *45 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 休業日 | 8月、12月15日~1月15日休 |
| 入場料金 | 500円(維持管理協力金として) |
| アクセス(車で) | 西名阪自動車道法隆寺ICから県道36号を川西町方面に4km走った結崎工業団地交差点を左折、県道108号を1km走った先を左折 |
| 駐車場(収容台数) | 5台 |
| 駐車料金 | 無料 |
| アクセス(電車で) | 近鉄平端駅から奈良交通バス吐田方面行きで5分、額田部寺町下車、徒歩7分 |






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